おいでんタオルで登場の、「嵐21」 タイトルとは関係ありません・・・
成功裏に終わったかに見えた、今回のおいでんまつり。
自分自身、ファイナルの一日は、一年かけて出会った
仲間との交流の場ともなり、夢見心地という言葉がぴ
ったりな、思い出深い日となりました。
一方で翌日の花火は、ファイナルの時と同じ場所にい
たけれど、前日とはうって変わって、知り合いに会う
なんてこともめっきり少なく、明らかに豊田市以外の
人たちが前を素通りしていく感じで、若干の寂しさも
ありました。
ただ、寂しいだけで終わってくれればよかったんですが、
夜も11時にさしかかる頃、キャッスル前あたりで。若者
同士のトラブルが発生!すぐに収束して、やれやれなん
て思っていたのもつかの間・・・今度は、駅周辺にたむ
ろし始めた先程の若者。(どう見ても市外の人?)
やがて、なぜかグループ内での小競り合いが始まり、
とっさに警察官数人が仲裁に入ることに。警察官が去っ
てはすぐにまた小競り合い、ふたたび登場の警察官たち。
そんな様子を少し遠巻きに見ている、というより人目を
気にしながら、お腹の位置くらいに構えたハンディタイプ
のカメラで撮影している人が目に入る!
どう見ても不自然な動きに、ついつい声をかけてしまう
ワタクシ。。
聞くと、某TV局(在名)のカメラマンと判明。
どうやら、おいでんまつりを裏方として支える人たちに
スポットをあてた番組作りのための撮影だったらしい。
そして、視聴者には、豊田おいでんまつりが、裏ではこ
んな状況になっていて、「このままでいいんですか?!」
的な趣旨で編集したものを放送するそうです。
思えば4年前、おいでんまつりが縮小になってしまった
キッカケも、某TV局が放送したスクープ映像的な番組
のおかげ?でした。。
いずれも、豊田市外からの見物客が起こした騒乱が取り
沙汰され、あたかも豊田の市民まつりはこんな程度なのか?
と言わんばかりの内容だったらしいです。
確かに、お祭りともなれば、バカ騒ぎをしたくなる連中の
気持ちも分からないわけではないけど、そんな場面を期待し
カメラ片手にその時が来るのを待つ・・・そんな悲しい人
が同じ会場にいることは、とても寂しいことですね。。
今回、たまたま遭遇したカメラマンの、あの、「盗撮」の
ような撮り方は、見なかったほうがよかったのかな~って。。
もちろん本人は、仕事としての使命があり、大義名分のもと、
正当化した発言に終始していたけど、一方で、「この絵は
数字を取れる」という、視聴者の興味をそそる内容にしな
ければという思いがまったく無かったのか?!
そんなことを思うと、コチラが寂しい気持ちになってきます。
時として、メディアの力は、暴力に等しい作用を生む危険性を
はらんでいることを知らなければならないし、一番知ってほし
いのは、まさにメディアにかかわる人たちで、
「そんなつもりは無かった・・・」
と、あとになっていくら弁解しても、場合によっては、ひとつ
の町の、市民まつりを奪うことなりかねない!という現実も知
っておいて欲しいものです。
最後にひとつ。
某TV局の担当者様。
豊田おいでんまつりにずっと関わっていくことになる、
ワタクシ「おいでん仕掛け人」に嫌われて、損はあっても
得なことは何一つ無い!
このことを強烈なメッセージとして伝えたいものです。
最後まで読んでいただいた皆様、
ありがとうございました。